目次
1. ”海外でダンサーとして活躍する”とは？
この記事でいう”海外でダンサーとして活躍する”とは、日本でのダンスイベントや舞台に出演したり、インストラクターとして働きながら他の仕事をする生き方とは違い、異国の地で自分のダンススキルを活かして、ステージやショーなどで継続的にプロパフォーマーとして働くことを指します。独自性を持つダンサーは、自身のスキルやスタイルを磨き、イベント的にワークショップやレッスン、振付けを行うチャンスもありますが、その場合はSNSを駆使して有名になることでオファーが来たり、スポンサーを付けて仕事にする方法があります。
2. ダンス留学やビザ、仕事の種類など
海外でダンサーとして働くためには、ビザや、仕事の種類を理解しておくことが重要です。留学はダンススキルや語学力を身につける方法の一つですが、あくまで費用を払ってレッスンを受ける生徒の立場になるため、経歴を積んだ一定のスキルがあるダンサーであれば、プロとして仕事するチャンスを掴むことで、収入も得ることができます。
ビザには学生ビザ、観光ビザやワーキングホリデービザがあり、それぞれのビザによって異なる活動が許可されています。観光ビザでは一定期間の滞在が可能で、オーディションに参加することができます。ワーキングホリデービザでは自由に動け、他の仕事もできるため、ダンスの仕事をしながらオーディションを受けることができます。
オーディションに受かれば働けるビザがもらえる仕事の種類には、ディスニーやユニバなどのテーマパーク、豪華客船で世界を周りながらダンスの仕事が出来る、クルーズダンサーなどがあります。また、ダンサー以外にもシンガーやマスコットキャラクター、アクターやアクション、スペシャルアクトができるパフォーマーも求められています。
3. 日本人ダンサーKanaの例
私の場合、東京でダンス講師・振付師を経て、ワーキングホリデービザを使ってカナダへ。その後もワーホリ中にオーストラリアで受けたダンスオーディションに合格、UAE最大のドバイテーマパークでパフォーマーとして働きました。帰国後、オンラインオーディションに応募し合格、豪華客船内のシアターで踊る日本人ダンサーとして起用され、世界中を旅しながら、ブロードウェイミュージカルに出演。
ダンス留学経験は、NYのBDCへ１週間、旅行がてら行ったくらいで、英語も現地へ行ってから、人と交流する中で学びました。大学もダンスとは全く関係のない、日本の大学を卒業しています。最初の海外移住は、ワーキングホリデービザを使って行ったカナダ、そしてオーストラリア。テーマパークやクルーズダンサーのライブオーディションも現地で受けていましたが、最終選考で落ちてしまっていました。その後もオーディションに挑戦し続けた結果、プロダンサーとして世界の舞台に立つことができました。
運ももちろんありますが、夢の叶え方を徹底的に深掘りして情報収集し、勇気を持って行動に移してきたお陰だと思っています。
4. 具体的な方法
海外でダンサーとして働くためには、オンラインオーディション（ネット応募）や現地でのオープンライブオーディション（現地でのオーディション）に参加し、合格後にそのカンパニーと契約する方法があります。他には、人づてに紹介してもらう場合もあります。
オンラインオーディションは日本からでも応募が可能で、合格すればビザがもらえてプロとして働けます。オープンオーディションは、条件にもよりますが、観光がてらその土地に行って受けることもできます。
5. 注意点やリスク
海外でダンサーとして働く際には、現地生活での文化の違い、言葉の壁などがあります。英語のスキルはもちろん、誰とでもオープンに話せる性格や、自己主張することも、とても大切です。日本にいても同じことですが、費用などに関してもよく調べないと、ぼったくりのエージェントや、夢を追うダンサーを餌食にするようなビジネスは、存在します。経験のある友達や、サポートしてもらう人、コミュニティを見つけることも重要です。
6. オーディションの応募の仕方
日本からでも応募することが出来るオンラインオーディション。テーマパークやクルーズダンサーなど、海外でお仕事出来るパフォーマーの募集はたくさんあります。
★テーマパークオーディション★
普段、オンラインではオーディションをしていないディズニーが、コロナを機にオンラインでオーディションを受け付け開始！
https://jobs.disneycareers.com/auditions
今はまたライブがメインではありますが、ちょこちょこオーディション情報が更新されているので、応募出来そうなワールドオーディションはチェックしましょう🌟
各国にあるユニバ
ユニバーサルスタジオハリウッド
https://www.universalstudioshollywood.com/web/en/us/auditions
ユニバーサルスタジオオーランド
https://auditions.universalorlando.com/auditions
ユニバーサルスタジオ北京
https://universalstudiosauditions.com/
ユニバーサルスタジオシンガポール
https://www.rwsentosa.com/en/attractions/universal-studios-singapore/audition
ユニバシンガポールは、今は見れないですが、毎年ある時期になるとオンラインオーディションを開催しています！
香港ディズニーランドも日本でオーディションをし出したり、プリンセスクルーズも2019年に東京、大阪でオーディションを開催。海外から来るダンスオーディション情報は、絶対見逃さないよう注意しましょう。
豪華客船に乗り世界を旅しながら舞台に立てる、クルーズダンサーのオンラインオーディションも色々あります。
海外オーディションの条件、応募の仕方が載っているので、必ず確認しておきましょう。
Royal Caribbean ロイヤルカリビアンクルーズ
https://royalcaribbeanentertainment.com/productions/careers/
Celebrity セレブリティクルーズ
https://www.celebritycruisesentertainment.com/audition-cant-make-it
Carnival カーニバルクルーズ
https://www.carnivalentertainment.com/overview/dancers
Norwegian ノーウェジャンクルーズ
http://nclhcreativestudios.com/auditionlistings.html
VIRGIN VOYAGES ヴァージンヴォヤージュクルーズ
https://www.leaveyourlegasea.com/copy-of-audition-calendar
Princess プリンセスクルーズ
https://www.princesscruisesentertainment.com/dancers
オンラインオーディションに応募する際には、以下のものが必要です。
- レジュメ
- 写真
- ビデオリール
詳しくはコチラ⬇️
7. Kanaのダンサーセッション
オンラインダンサーセッションでは、私のプロダンサーとしての経験を活かし、個人に合わせたアドバイスやサポートを提供しています。このセッションを受けることで、自身の目標や強みを明確化し、海外で活躍するための具体的な方法を探すことができます。オーディション対策としての対面マンツーマンレッスンも受講していただけます。
8. まとめ
私は海外ダンサーオーディションを探している時、サポートしてくれる人や経験談を教えてくれる人がなかなかいなかったため、とても苦労してきました。日本のダンサーは、日本でのオーディションや仕事の仕方しか知らないからです。
プロダンサーになると言っても、色んな方法ややり方があります。スキルだけを追求していっても、方法を間違い続けていたら、海外で活躍するダンサーにはなれない。
今は、自分に合った正しい方法で努力して、確かな情報を元に行動出来る人が、夢を叶えられる人だと思います。
9. Q & A
Q: どうやって海外のダンスオーディション情報を得ることができますか？
- テーマパーク、クルーズライン、カンパニー団体の公式ウェブサイトやSNSをフォローして、オーディション情報をチェックします。
- オーディション情報を提供するウェブサイトやダンス業界のニュースサイトを定期的にチェックします。
- ダンス関連のコミュニティやグループに参加し、情報交換します。
- 海外で仕事経験のあるダンサーから情報やサポートを得ることも大切です。人との繋がりで人生が変わることもあります。
Q: 海外のダンサーオーディションに参加する際の注意点は？
- 応募条件を確認する: 年齢、国籍、スキル、身長など、オーディションに参加するための条件をよく確認しましょう。また、応募締切日や提出すべきものも把握しておくことが重要です。
オーディションの形式を理解する: オーディションはオンラインで行われる場合と、現地で行われる場合があります。どちらの形式であっても、事前に準備が必要です。
言語能力を向上させる: 海外のオーディションでは、英語を始めとする外国語でのコミュニケーションが求められることが多いです。適切なコミュニケーションができるよう、事前に言語能力を向上させましょう。
- オーディション用の資料を準備する: レジュメやアーティスト写真、ビデオリールなど、オーディションに必要な資料を整えておきましょう。英語でのレジュメ作成や、自分のスキルと強みをアピールした上で、ニーズに合ったビデオリールを作成することが重要です。
- メンタルを整える: 海外のオーディションは世界中のダンサーが集まるため、競争がとても激しいです。自分に自信を持ち、強みを把握した上で挑戦していくメンタルを持っておくことが大切です。
Q:豪華客船でパフォーマンスするクルーズダンサーって？
A:ブログ記事を見てみてね✨
FBやインスタ（@kanake.j）もフォローしてねー！
Love,
Kana