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Kanako Koyama web

世界の舞台でダンサーとして活躍するために必要なのは、スキルアップじゃない

ダンサーとして海外進出したいなら・・・

ダンスアーティスト/セラピストKanaです。

ドバイのテーマパークでパフォーマーとして働き、ブロードウェイミュージカルに出演しながら豪華客船のクルーズダンサーとして世界中を旅してきました。現在は、海外で働きたいダンサーの皆さんをサポートしています✨

私の海外プロダンス人生を叶える上で重要だったこと。それは、努力する方向性を自分で考え、夢に繋がる行動をし続けることでした。

もしそこと向き合わずに、レッスンに通い続け業界内の発表会に出続け国内で仕事をし、インストラクターになった時点で考えることや行動することをやめていたら、海外でプロダンサーとして活躍する夢は絶対に叶えられなかったと思います。

 
結論から言うと、日本人ダンサーが世界で活躍するために必要なことは、日々レッスンし続け、スキルアップに務めることではなく、世界に飛び出して仕事を取りに行こうとするマインドと行動!だと思うんです。
 
 
最近ではプログラム生も増え、ダンサー生徒さん全員に、間近に迫る香港ディズニーオーディション2023を受けていただく予定です。みなさん最初は自信がない、スキルが足りないと言いますが、実際、私のセッションを受けてくださるダンサーさんのほとんどが、ある程度のスキルや、すでにプロとしての経歴があり仕事をしてきた人たちです。
 
 
つまり、レッスン回数を増やすことやスキルアップが必要なのではなく、日本のダンス業界で仕事をする行動とは別物だと認識し、海外で活躍する方法を探り、マインドと具体的な行動や挑戦を変えることが今やるべきことだと思います。
 
 
もちろんスキルの指導もしますが、私のレッスンに通い続けることは目的にしません。普段何回レッスンに行こうが、肝心なことを学べなければ、なんとなくやっているだけで夢を叶えることにはならないからです。踊りは1回でもだいぶ変化しますし、回数よりも質だと思っています。
 
 
私がダンサーさんたちに提案し導くこと。それは、夢に直接繋がる具体的な日々の行動です。そのために必要なことを厳選して、自分の力で人生を創造していくきっかけをサポートをしています。
 
 

世界で活動してきたKanaの見解

私がこれまで一緒に働いてきた世界のダンサーやエンターテイナーたちは、ブロードウェイミュージカル出演はもちろん、ディズニー、ユニバーサルスタジオ、シルクドソレイユ、クルーズ、TVや映画など、様々な場所で活躍してきたプロフェッショナルな人たち。
ギネス保持者もいればSNSの人気者もいたし、白人黒人年齢関係なく、世界中から集まったエンタメ業界のトップランナー。
 
 
私はといえば、元ストリートダンサーでミュージカルやテーマパークとは無縁。そんな私が世界のエンタメ業界に飛び込んで、一緒のステージで仕事をしてみた感想。
 
”うん…意外とイケる!技術では…負けてない!”でした。
 
 
日本人のダンサーのレベルは世界的に見ても高いと思うんです。個人やチームで海外で活動しているダンサーや振付師は沢山いるし、体型的にも技術的にも他の国のダンサーたちに劣っていない。美の基準もどんどん変わる中で、アジアンビューティーのニーズも増えています。
 
 
それなのに、世界で活躍しようとする日本人は増えてはいるものの、まだまだ少ない。スキルが足りてない、世界の壁はとてつもなく高い、英語が話せないと無理、など考えすぎてしまっている方が多いです。
 
 

日本人気質と問題点

 
日本人って、昔から職人気質なところがあると思います。細部にこだわり、謙虚でいることを美徳とし、常に上を目指してもっともっとと、日々練習に励む。真面目な人たちが多いイメージ。
 
 
でもね、そもそもダンサーという仕事は、ダンスのスキルをとことん追求することでしょうか。ダンスを通して観る人を楽しませ感動させ、生きる勇気を与えたりワクワクさせることこそが、ダンサー、エンターテイナーの仕事だと思うんです。もちろんそのためにスキルは必要不可欠。ある一定以上のスキルがないとプロにはなれません。ただそれ以上の技術の追求は、エンターテイナーの目的から見ると、自己満の部分もあるのかなぁと思います。
 
 
だって、例えばミュージカルライオンキングのダンサーさんが、2回転回ろうが3回転回ろうが、それで世界観が崩れたり伝えられるストーリーが変わることってなくない…?
 
 
もちろん3回転を全員綺麗に回れたら、技術面での専門的な評価は上がるだろうけど、ライオンキングを見に来てる人は、単純に非日常のエンタメを楽しみに来てる人たちが大半だということです。
ターンの数が2回転か3回転かどうかより、キラキラ輝くダンサーが自分の目を見て笑顔でパフォーマンスしてくれた、とかそういうところで感動すると思うんです。
 
 
スキルを競うのであれば、コンテストに出場し、ジャッジに採点してもらい、そこに特化した訓練をすればいい。でも、テーマパークダンサーやミュージカルパフォーマー、クルーズダンサーなど、大きな目的である”人を楽しませる”仕事の上では、コンテストで評価されるようなスキルや専門家が見てどうかなどは、1番大切なことではない。もちろん飛び抜けたスキルがあるに越したことはないですし、ステージによっても変わりますが、スキルがあれば人は感動するわけではないんです。
 
 

日本人と外国人の違い

 
海外のパフォーマーは、文化の違いからか、自信満々で自分を表現していく人が多いイメージです。スキルが凄いから、とかでなく、自分はこのダンスが好き!私はこれが得意!私はこれがやりたい!というように、自己表現し、ちゃんと主張します。
 
 
オーディションにも様々な人が参戦します。素人さんやくだらないように見えるショーも、楽しそうにお披露目します。
”人を楽しませる前に、まずは自分が楽しむ”
細かいスキルの追求や、振付けだけ覚えて踊らされているより、もっと大事なこと。自分の中に篭って自信がない…と言うよりも、私と一緒に楽しもうよ〜!とか、そんな感じ。
 
 
私がレッスンで指導する内容も、その部分にフォーカスすることが多いです。大切で肝心なことなのに、スキルを追い求めすぎて忘れているダンサーさんが多いから。
 

まとめ

 
私自身、テーマパークダンスやミュージカルなんてやったこと1回もありませんでした。
だけど、テーマパークレッスンに行くより先に、オーディションを受けることを選びました。ある程度踊れることは証明してきてたので、自分をプロモーションする行動こそが、直接夢に繋がると思ったし、ストーリーや世界観などの表現力には自信があったからです。
 
 
私の生徒さん、バレエダンサーとしてこれまで活躍されてきたものの、Jazzやテーマパークダンスはほとんど経験がありませんでしたが、数ヶ月後にはオーディションに合格、今は香港ディズニーダンサーとして活躍されています。彼女に必要だったのはテーマパークレッスンに年単位で通い続けることではなく、目標に対して自分で考え正しく行動していくことでした✨
 
スキルも大切。だけどある程度ダンス歴があって経験を積んできたのなら、今必要なのは上を目指したらキリがないスキルアップではない。
ダンサー=人を楽しませるエンターテイナーで在るという大きな目標を再確認し、思考停止で単にレッスンを続けることではなく、夢に繋がる行動をすること!
 
 
説教くさーい文章は書きたくないんだけど、日本のダンス業界にいない一匹狼の私だからこそ言えることだと思ってるから、残しておきます。
 
 
1つでも行動を変えようとセッションやプログラムを受けてくれるダンサーさんは目標に向けて全力でサポートします。
 
 
 

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