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Kanako Koyama web

言葉のトリックと思考の癖

ダンスアーティスト/セラピストKanaです🌟

 

島暮らしをする中で、これまで以上に新たな感覚が研ぎ澄まされて、言葉にすることが出来なかった。

言葉に出来ることなんてすごく限定的。

それでも、言葉がきっと一番わかりやすく伝わる表現であることは確かなんだな。

先日お客さんの身体を診ながら話をしてたら、思考がすごく閉ざしてるのを感じた。彼女を苦しめている言葉や思い込みをちょちょっと解いてあげたら、最後は泣きながらお礼を言われて、もらい泣きしそうだった。

 

言葉だからこそダイレクトに伝わって救われることもあれば、言葉に定義された常識や思い込みの枠に囚われて自分を苦しめてることだってある。

 

自分のことわかってるって、一体何をわかってるんだろう?

誰かのこと知ってるって、どこで判断してるんだろう?

 

言葉や上部だけしか見れていない場合、他人だけじゃなく、自分に対してさえ思い違いしてることもたくさんありそう。

 

職業や肩書き。他人から言われた、自分を定義する言葉の枠に閉じ込められて、それっぽい人間を演じていたり。

誰かの意見を、そのまま自分の意見だと思い込んで使うことで、カッコつけていたり。

人のためという言葉が、心の奥では自分のエゴのためだったり。

 

言葉でならいくらでも綺麗事は言える。加工した写真でいくらでも粗や傷は隠せる。それによって、自分自身さえ誤魔化されていく。

 

もちろん言葉なり表面上の表現が、表面上だとわかっていれば、何も問題はない。問題になるのは、表面上だけを見て自分と他人を比較したり、取り繕った世界で生きてしまって自分を苦しめている場合。

 

もし違和感があるなら、広い視野で本当を見破る力をつけるといい。本当を誤魔化してばかりいると、あやふやな他人軸でしか生きれなくなっていくから。

自分軸が見えなくなると、見る世界の全てがぼやけていく。世界の本当も自分の本当もわからない、迷子のような状態。

そんな状態では、幸せを感じる感覚も忘れていく。綺麗事並べたSNSで楽しそうな写真を載せることが、自分の本当だと、世界の現実だと、思い込んでしまう。

 

幸せを感じる感覚を失ったら、いつかはきっと、壁にぶち当たる。なにを軸に生きてるんだろうってなっちゃう。

じゃぁどうしたらホントウを見破れるか?

 

 自分自身の場合は、心と対話すること。頭に浮かぶ思考に自身で気付いていくこと。

心で感じていることに素直になる。欲望や嫉妬心を素直に認める。

思考の癖と向き合う。人は毎秒何かを考えていて、その0.1秒の一瞬に本当があったりする。いつも周りや環境のせいにしたり、自分を守るために人を見下したり、逆に人と比べてばかりで自分を卑下したり。でも、自分ではその思考パターンに、気付かない。あまりにも自然に沸き起こる思考で、癖だから。気付かないから、表向きに自分を良い人という枠にはめて執着していたり、逆に悪いだめなやつだと思い込んで、向き合うことから逃げていたり。そこで表現している言葉と思考のギャップは、自分自身にしかわからないもの。

 

他人の場合は、相手の目の奥をよく見て。光があるか。曇りがないか。存在そのまま、こっちが本当に見ようとする意思を見せれば、濁ってない人は見つめ返してくるよ。命が挑んでくる。自分や他人に挑む力がない人が、見た目や言葉をどんなにカッコよくしてもだめ。

 

身体はずっと正直で繊細。触れた時の振動。痛み。体温。筋肉の強張り。呼吸。発するエネルギー。全てが身体からの表現で、心の声でもある。機械じゃないし言葉や思考では誤魔化せないから、わかりやすい。気付いてケアしてあげないと、いじけて調子が悪くなってくる。

 

お金やファッションや仕事や外見の作りも大事。でも、もっとその奥にある魂の輝きみたいなものを見破れる人が増えたら、表面上でジャッジしたり無駄に競争しなくて済んで、シンプルでオープンで愛に溢れた世界になるんじゃないかな。

 

自分に対しても自分を誤魔化さないで、見たくない嫌な部分さえも面白がって慈しんで、向上する糧にしていこう。自分軸さえあれば、世界がどうぼやけようと、感覚を頼りにまっすぐ歩いていけるよ。

 

みーんなさ、素っ裸で歌って泣き叫んで踊り狂って変顔し合って笑い合えたら、きっといい感じだけど、そうもいかないカッコつけちゃう、かわいい私たち人間💖😂

 

他人のために使う言葉をやめて、自分の心と身体に嘘のない、言葉よりもっと深い表現をしよう。他人と向かい合うとき、鎧を取って、命のまま挑もう。ホントウは言葉の先の先にある。

 

 

Love,

 

 

Kana

 

 

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ドバイから帰国後。豪華客船ダンサーになるまで。